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次目覚めたところは森の中だった。
「本当に異世界に来たのか?
力を与えるって言ってたな
本当なのか?」
試しに木を殴る。
そうすると腕が木を貫通した。
「本当のようだな
俺は何をすれば」
『皆さん逃げて下さい
皆さんだけなら逃げられるはずです
これは姫である私からの命令です』
近くに気配はないのに声が聞こえる。
死を覚悟しているような口ぶりだ。
気づいたら俺は走っていた。
なぜだろう?
森の中を走っているはずなのに地球で平地で走ったときより何倍も速い気がする。
これも与えられた力なのか?
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