1章

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翌日。 「お腹、ちょっと目立ってきたね」 「そうなの。悟空の時は五ヶ月じゃ全然目立たなかったのになぁ」 「へー」 この癒し系な笹木優花さんは、真白の先輩の奥さん(先輩は同じ島医者として働いてる)。 私と同い年なのだが既に小学一年生の息子がいて、現在二人目を妊娠中だ。 「私に手伝える事があったら何でも言ってね」 妊婦さんだと色々大変だろうし。 まあ、妊娠した事ないから色々大変の色々もよく分からなかったりするのだけれども。 とりあえず動くのしんどいのかな? 「ありがとー。七緒さんがこうやって一緒にお茶してくれるだけで大分楽になってるから」
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