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私、別に変な事言ってないよね?
｢……俺は今だってドキドキしてるよ｣
｢……｣
真白は起き上がって私の頬をゆっくりと撫でた。
だ、誰か助けて。
｢……どうすれば、ドキドキしてくれるの?｣
｢や、その、今とか結構｣
心臓張り裂けそうだよ。
｢本当に?｣
私はコクコクと頷く。
｢前々から思ってたけど、俺あんまり男として意識されてない気がするんだよね｣
｢は｣
｢自分で言うのもアレだけど、見た目も中身もあんまり男らしくないし｣
｢……｣
と、突然何を言い出すんだろう。
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