2章

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「大和君は毎年同じ字を書いてたよ」 「なに、金とか?自由とかじゃないの?」 強欲だからな。 「まさか」 亮介は首を横に振った。 「お。あったあった……お兄、」 ちゃんの。 「……」 私は思わず、その字を凝視した。 「……これ、本当にお兄ちゃんが書いたの?」 「そうだよ。俺は一番好きな字」 【家族】 【風間大和】 丁寧な字で、そう書かれていた。
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