~ 第 一 章 ~

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 その場に跪かせ、女の耳元に顔を近づけ、 「舐めて」 と言ってみた。  その言葉に、女は嫌な顔をせず頷くと、ズボンのチャックを下ろし、モノを口に含むと、ゆっくりと頭を上下に動かし始めた。  女が頭を動かし始めてすぐに、コンコンと、ノックの音が微かに聞こえ、すぐにドアが開いた。 「音がデケェよ!」  姫野が、ビールの入ったジョッキと、カクテルの入ったグラスを持って入って来ると、大きな声で言った。  姫野の声に気付き、女が頭を上げようとしたが、俺は左手でそれを制した。  すると、女は顔を上げるのを諦めたのか、またゆっくりと頭を動かし始めた。  姫野はそれを見て、こちらに苦笑いを向け、ジョッキとグラスをテーブルの上に置き、部屋を出て行った。  姫野が去ったあと、俺はジョッキを手に取り、半分程を胃に流し込んだ。  そして、ポケットの中から、さっきとは別のタバコを取り出し、パッケージの中から一本引き抜いた。  そのタバコを口にくわえ、百円ライターではなく、マッチで火を点けた。  タバコを吸い、紫煙を肺に送り込んで、息を止めた。 (1…2…3…)  息を止めてから、心の中で数をゆっくりと、5まで数えてから、ゆっくりと自分のモノをくわえている女に向けて、紫煙を吐き出した。  それを、数回繰り返した。  少しずつ、気分がハイになってきた。  中学生が、吸うようなシンナーとは違う、マリ○ァナの快楽が、身体中に染み渡る。  俺は、気分が良くなり、自分と同じ気持ち良さを、女にも分かち合わせてやろうと思い、女に顔を上げさせ、右手に持ったタバコを吸わせた。 「ゴホッゴホッゴホッ…」  初めて吸ったのだろう。女は、激しく咳き込んだ。  女にくわえさせるのに飽きたので、咳き込む女を立ち上がらせ、自分の股の上に跨らせた。  女のスカートを捲り、下着を横にずらし、そのまま中へ入れた。  気持ちが良いのか、女は喘ぎ、自分から腰を動かし始めた。  マ○ファナは、自分で吸い、吐き出す紫煙を女に吸わせた。  これでも十分に、効果はある。 「アハハッ、すっごい気持ち良いよ。キャハハハッ…」  マ○ファナが効いてきたのだろう。女はケタケタと笑いながら、涙を流し、激しく腰を動かし始めた。  そんな女を見上げながら、俺はバカな女だと思った。  俺にとって、女は性の処理のための、玩具(ドウグ)にすぎない。
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