ー記憶ー

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11月23日 おれは目覚めちまった… 夢なんかじゃなかったおれの腕には豪太の腕時計…やっぱり豪太は死んでるのか… そんなことを考えながら登校していた…… 教室に入ると代わり映えしないいつもの教室…おれの後ろの席は空席だ…… 野村「えっと……君って転校生?」 野村がアホ面で聞いてきた… ハピオ「なに言ってんだおまえ?」 野村「おれ野村ってんだ、よろしく…」 ハピオ「なんの悪ふざけだ!!」 野村「キレることないだろ」 ハピオ「おれはずっといたじゃねーか!!転校生とかふざけたことぬかしてんじゃねーよ!!」 野村「さっきからお前なんだよ!転校生じゃなきゃ誰だよおまえ!!」 ハピオ「はぁ!?」 なにがどーなってんだ頭が沸騰しそうだ 「ねぇだれなの?あの人」 「見たことないよねでもうちの制服よ?」 「だれだよあいつ」 なんでみんなそんな目でおれを見る…… おれのこと忘れちまったってか ハピオ「くっそどーなってんだよ!!!」
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