学校

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「ゆうちゃん!おは」 「オーおはよ夏菜子」 この子は私の友達で、多分唯一私の姿が見えている。大体いつも一緒にいるし、私は寂しくないけど...夏菜子は、クラスメイトから少しだけ白い目で見られてる。だって、私の姿が見えない人から見ると、一日中一人で話したり笑ったりしてるから... 大事な友達を、そんな目に会わせたくは無い。あぁ。私のせいってことはわかってるんだけどなあ。 でも、夏菜子は、周りの目なんか気にもせずずっと私の隣にいてくれる。本当に大切な友達だなぁーーって心から思う。
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