『1』

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「紗弥加ちゃん…。どうする?今ならまだ止めれるけど…。」 「…いいの。お願い。」 「時間が経ってるから正確な記憶はでないかもしれない。それでもいい?」 「大丈夫。覚悟してる。」 「それと、もちろん彼に自分がレンタロイドだと気づかれちゃいけない。だからうまい事…」 「大丈夫!!ちゃんとできるから。これでお願い。」 ギュッと握っていた髪の毛を渡した。 すると向こうからはイヤホンの先っちょだけの物を渡された。
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