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俺はそっとその子の顔に触れた
その子はピクリとも動かない。
『こんなことするなんて…』
その子の顔の傷を撫でて俺は
呟いた。
俺はそっと手を離して車を走らせた。
その間もその子は目を覚ますことはなかった。
家について俺はその子をベッドに寝かせた。
『…ッ』
さっきは暗かったからよく見えなかったのだろう…
明るいところでみたその子の姿は
あまりにも残酷で…
『痛かっただろ…』
俺はタオルでその子を拭いてやった
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