出会い

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『そんな怖がんなくて大丈夫だって…』 「…」 『…身体冷えてるだろ? 今、温かい飲み物もってきてやるから』 俺はそう言って台所に向かった 俺はココアを入れてやった 『ほら…落ち着いたらでいいからあったかいうちに飲め』 俺はテーブルにココアをおいた だけどその子は丸まったまま動かない 『冷めちゃうぞ…?』 「…」 『…』 しばらくそのままでいると その子はゆっくり起き上がった 『飲むか?』 俺が話しかけるとその子はビクっとして俺をチラっとみた 『なにもしねぇから…大丈夫だぞ』
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