エリート→フリーター

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俺の名前は山川如月(ヤマカワキサラギ)。28歳、身長も高い方だ。ルックスは黒髪短髪のイケメンとよく言われる。 小・中学校はごく普通に通い、高校は進学校と呼ばれるところに合格、大学も某有名大学に現役合格。 会社も超有名企業に就職していわゆるエリートってやつだ。 そんな俺からしたらニートやらフリーターやらは社会のゴミとしか思えない。 あんなやつらが俺が払った税金でのうのうと暮らしてるのに腹が立つぜ。 そんな風に思っている時期が俺にもあった… 世界的な不況により会社は経済的に苦しくなり数人を解雇することに決定 そこで俺に白羽の矢が立ったってことさ、 エリートと回りにもてはやされていた俺は一気に人生のどん底へ、無職の冴えない男になってしまった。 解雇されたときにすでに27歳。不況により正社員の採用もあるわけなく。ためていた貯金も使いきり既にほぼ0に等しい。 そこから俺のフリーター生活が始まったんだ。
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