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いつものごとく弁当を持って帰宅する如月。
如月『はぁ・・今日の変な奴はなんだったんだろ・・』
如月は今日来た変な客のことを考えながら家に到着した。
如月「たくっ今日もたくさんチラシが入ってるぜ」
チラシの束を取ろうとしたら束の中から一枚だけおとしてしまった。
如月「あ・・くそっだるいから落ちんなよな・・ん?」
そこにはいつものスーパーのチラシではなく、一枚の広告であった。
如月「金山探偵事務所・・?」
それは探偵事務所の広告ちらしであった。
如月「なんでこんなのが入ってるんだよ。・・ん?んんん?!」
なんとそこにはアルバイト募集の文字が。しかも日給六万円と書いてある。
如月「えええええええ!何このバイト?!」
思わず叫んでしまう如月。そのまま速攻家に入りひとまず深呼吸した。
如月「ふぅーー。よしっこのバイトなんなんだ・・探偵・・だよな・・助手ってことなのか?」
如月自身探偵など本当にあるのかと思う人であった。実際探偵なんてテレビでしか見たことがなかったのだ。
如月「探偵の仕事って浮気調査とか飼い猫探しぐらいだよな・・そんなので日給六万・・これはやばい仕事をやらされるんじゃ・・」
だが如月はその日の生活費も危うい状況。そんなことを言ってられる状況ではなかったのだ。
如月「とっとと、とりあえず電話だけでもしてみるかっ」
さっそく広告に書いてある番号に電話してみる如月。
トゥルル トゥルル ガチャッ
如月「あ、もしもし・・アルバイトの広告を見て電話したんですけど・・」
「・・・・・いつごろ面接にこれますか。」
如月「え?あ、はいっ明日のひるは空いてますっ」
「・・・・・それでは明日の一時に書いてある場所で。では。」
ガチャッ
如月「え?はぁ・・って切られてるし・・ひとまず大丈夫なのかな?・・」
如月はそのまま心配になりながらも明日に備えて寝るのであった。
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