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……暫くしても、その待ち合わせをしている、ライハという人が来ない。
夕陽が沈みかけて夜が始まる……その時…
「うわったぁ…………痛ぇ…」
1人の少年が頭を掻きながら、丘を登って来た。もしかしたら、この人がライハなのかな…?
そう思ってると、クラトスが行動を起こして丘を登って来た少年の方に向かう。私はクラトスを追って少年の方に向かう。
「お前がライハか?」
とクラトスが少年に向かって言う。その少年は呆然とした様な顔で少し呆けていたけど、何かを思い出した様に手をポンッと叩いていた。
「あぁ、俺がライハだよ。アンタが師匠……というか龍生が言ってたクラトスさん?」
「……あぁ、私がクラトスだ」
「そっちの女の人は?」
「私の連れだ」
「あ、そう」
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