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1番最初に動いたのは私。そのまま走り込み、ウルフを1匹斬りつける。
クラトスは詠唱を始めて
「『ストーンブラスト』!」
を放ち、即座にウルフを1匹倒す。ライハはオタオタに弓を向け…………るのかと思ったら…あ、蹴った。走って蹴りに行ってる…。弓を構えて引いた意味って…?
私は最初に相手してたウルフを倒し、2匹目のウルフに取りかかる。
「あぁもう、牙連刃!」
私は短剣を振り回しウルフを斬り刻む。更に斬りつけてウルフを倒す。ライハの方は…あ、オタオタが飛んでく……。
「これで、終わったろ」
手をパンパンッとはたきながら、ライハがそう言う。結果的に私が2匹、クラトスが1匹、ライハが1匹だった。
少しライハが驚いてる顔をしてて
「リオウって……何気に強いのか?」
「…何で疑問系なのよ?」
「だって…なぁ?」
「何故私に同意を求めるのだ」
「何となく?」
「…………………」
「いや、黙らないでくれよ」
私ってライハに弱いって思われてたんだ。まぁ、特別強くもないけどさ。………ま、いっか。私はそう思う事にして、2人(主にクラトス)に声を掛ける。
「クラトス、早くギルドに帰らない?ライハと会うって依頼も達成したし、夜って何かと危ないし?」
「……まぁ、そうだな。ライハも行くだろう?」
「おう!当たり前だ」
クラトスも同意をしてくれて私達はギルドがある街にまでライハを連れて帰る。
リオウside end
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