隣の子

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ピピピ…… 母「夏希ーそろそろ起きなさい」 夏「はーい」 んーもう気持ち良く寝てたのに…… あたし、桐谷夏希16歳。 桜ヶ丘高校に通っているごく普通の女子高校生。 この街には親の仕事の転勤の都合で 去年引っ越して来た。 最初はなかなか友達がいなかったけど…… 涼「夏希ー学校いくぞー」 この人は笹川涼。あたしん家のお隣さん。同じ高校で同じクラス。みんなに優しくてなんでも出来ちゃうみんなの人気者。 涼のおかげで友達がたくさん出来た。 母「あらぁー涼くんいつもごめんね」 涼「いや、同じ高校なんで別にいいですよ」 母「あの子ったら、また夜遅くまで起きててね…」 夏「お母さん!!もうだまっててよ!」 涼「……クス」 夏「あーもぅー涼!!もう行こう!」
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