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息子の両腕は肘から砕け散ってしまって、足は片方取れてしまっていた。 私は慌てて近くにあった少女の足をもいだ。 もいだ足をそのまま付けるとピッタリ合わさった。 次に近くの鳥の翼をむしった。 それもやはり息子にピッタリだった。 ほっと安心して息をつく。 そこでふと自分自身の異常に気がついた。 頭からドロリとした何かが垂れてくるのだ。 そういえば頭をひどくぶつけてしまっていたかもしれない。
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