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交流会は実際のところ――部長のせいだが――合コンみたいだった。
ただのわたしのイメージだけど。
「よし、」
志摩が突然手を叩いた。
やる気になったのか。
「相森、あとは任せたぞ」
わたしの期待も虚しく、そう言って、自分の席に戻った。
部長は少しの間、志摩の方を見てから、わたしたちの方に向き直った。
驚いた顔をしないところに、度量を感じる……のかな?
「では、みなさん、したいことはありますか?」
切り替えが早い。
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