居座る@番外編

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「お願い。  オレを捨てないで。  許してよ。  好きなんだ。  大好きなんだよ。  お願い。  オレを、信じて?」 「ズルい、よ……」 そんな風に言われたら、 許さないなんて言えなくなっちゃう。 ヤキモチなんて、 焼いてばかりいられなくなる。 「バカ。  でも……好き」 「理子さん!」 今度のキスも熱くて、 でも決して強引なだけでないやさしさがあった。 「好き。好き。大好き」 過去の瞬がどうだろうと、 今の彼が理子だけを見てくれるから。 それだけで、どうしようもなく幸せになる。 「ゴメン、我慢できない。  入れても、い?」 浮かされた熱の中、 頷いた瞬間にコトは遂げられていて。 無限の甘い言葉を浴びせられながら、 幸せと快楽の高みへと駆け上がっていくのだった。 ...fin... 
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