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昨日の京香はある意味、かなり可愛すぎる。
素直じゃないのに受け入れる困った顔が、一番良いです。
翌日、自宅兼事務所で仕事しているが、頭の中は京香でいっぱい。
店の売り上げを整理し、仕事はきちんとしている。
午後から会議があるため、スーツを着ているが、シャツのボタンを3つ程開けてラフスタイル状態。
珍しくパンツスーツではなく、スカートのタイプで会議出席する予定。
意外と評判が良い為、時折着ていく。
「今頃、皐さんに説明しているだろうな。椿先輩の研究室や基本情報も教えた…あとは陽子さんがどう反応するか」
陽子さんと椿先輩の関係を知った時は、それほど驚かなかった。 なんとなく雰囲気で分かっていたこと…私にも原因はあるから。
私は陽子さんに立ち直ってほしいんだが、彼女は椿先輩に対して何か企んでいそうで怖 い。
「昔から頭の回転が早い人だから。私が手助けしていることも分かっているはず」
ガラス張りの机に肘をつき、軽いため息を吐いた。
みんながスムーズに暮らせる日々は来るのだろうか。
再びパソコンの画面に戻ろうとしたら、扉を叩く音が聞こえた。
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