Memory.2 兄妹…愛?

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「そうかな?」 「妹だから気づいてないだけ!!」 「…紹介してほしいの?」 「うん!うん!」 ニッコリ笑顔で、大きく何回もうなずいた。 「お兄ちゃん、友達の絢音。ほら、小学校の時から仲いい…。」 「ああ、キミが絢音ちゃんか。いつも妹から聞いてるよ。」 「えっ、あの…初めまして。」 言葉も顔も硬直している。 緊張しすぎて、頭の中が真っ白になっちゃってるのが分かる。 「これからも妹をよろしくね。」 「はいっ!!」 大きく返事をした。 「じゃあ、あたしは、そろそろ時間だから行かなきゃ。また明日ね。」 「うん。」 お互いに手を振ってあたし達は教室に向かった。
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