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「ヤッホー、ココ!」 下駄箱に靴を置き、上履きに履き替えると、階段から親友、斉藤 愛華が向かってくる。 「おはよう、アイカ!」 そして私、田辺 心美はアイカに手を振り、教室へ向かう。 「ねえねえ、昨日見た!?」 「見た見た!!私の好きなキャラが出たんだ!」 私達は、ずっと前からやっているアニメにハマっていた。 しかもそのアニメは男子が見るようなアニメで、好きだと言うと驚かれる。 ドサッ 「ふー…眠い!」 「ココまた折り紙作ってたな!?」 「や…やってねぇし…;;;;;」 「うそこけ!」 「おはようございます!HRを始めるので、席についてください。」 「じゃあね!」 アイカは自分の席に戻る。 「明後日に中間テストがあります。自宅でも復習するようにしましょう。一限目は地理です。それではHRを終わりにします。」 -
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