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――その夜、私は変な夢を見た。
～♪
歌が流れている
「〇〇も歌おう…!」
顔は分からないけど、笑ってる。
その人はとっても楽しそう。
そして、私も歌い出す。
いつの間にか大人数になって、
みんなで歌ってる。
にぎやか……。
――そこで夢はとぎれた。
『何の夢だったんだろう…』
とっても不思議な夢だった。
あ、もうこんな時間 !
早く着替えないと !
ｳｨｯｸﾞをかぶって、男用の服を着る。
わざわざ姉ちゃんが買ってた ;
準備を済ませて 外に出ると、
急いでｵｰﾃﾞｨｼｮﾝ会場に向かった。
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