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私が天女になった理由……
それは春ちゃんや人間界を守るため。
大切な人を守るために、私は闘う!
「春ちゃん、その言葉…」
死んでも 死にきれない…
「嘘だったら 承知しないから!」
「うん」
天女の力よ 目覚めよ
そして 私に力を……
「…あの弦を消せば、ワタシは悪女じゃなく、人間に戻る…そうすれば…悪女の力は封印される…」
「お前…死ぬ気じゃねぇだろうな?」
「……死ぬ? 馬鹿なこと言わないで…やっと…やっと生きる希望を見つけたのに…これからが本当の始まりなのに…死ぬなんて…」
「春香? 香織、ちょっとまっ―――…!」
燎が止める前に、私は拡大な光を弦に放った。
光に当たると、突然火が現れ、弦を灰になるまで焼き付くした。
―――――……死んでも 死にきれない強い思い…
この思いは 絶対に消えない
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