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私は、今日から変わる。
もう、あんな思いはしたくない。
そんな気持ちを胸に、入学式を迎えた。
私の願いは一つだけ。
ーどうか、平和な高校生活を送らせてください。
前から気付いていた。
私は学校の神様からとことん嫌われているみたいだ。
目の前にあるのは新入生の新しいクラスが書かれた表。
その中に一番見つけたくない名前を見つけてしまった。
………同じクラスに。
また、あの子に怯える日が始まるのかと思うと、眩暈がした。
そこで本当に眩暈を起こした私は、そのまま意識を失った。
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