1人が本棚に入れています
本棚に追加
「…高校、楽しい…?」
真司の腰に手を回した、この体勢
恋人同士ならもっと嬉しいのかな…?
「楽しいよ、すごく。
なんかみんなレベル高いけどな」
苦笑する真司。
そっか。
真司でも大変なんだ。
真司は県内で1.2を争う公立高校に行って、すごく優秀。
ピアノもコンクールで賞をとったり…
どれも中途半端な私とは大違いだった。
だって私は、
受験に失敗して中ぐらいの女子高だし、
ピアノは賞なんてとったことないし…
「玲那は?」
最初のコメントを投稿しよう!