第2章 事実?

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「…なんにもないです…っ ごめんなさい…っ」 いきなりすごく恥ずかしくなった。 私は何をしてるんだろう? 「…………あ、」 「もしかして真司の彼女さん?」 …え、真司の彼女? 私が? 「…やっ、ちがいます…っ ただの友達です…」 自分で言った言葉に傷つく。 【ただの友達】 しっかりしなさい、玲那。 まだその状況にいるのは私が何も言わないからでしょう? 「あれ?そーなの? こっちのスタンド座ってて別の学校の子は真司の連れってことはしってたけど、友達なんだ」 「んー、とりあえず仲良くしてよ、私、小菅恵。」 気さくな子だ。
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