プロローグ

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“カチカチカチカチ” ある高級マンションの最上階から聞こえるのは仲の良い家族の声でもなく、友達と楽しく遊んでる声でもなく、恋人と話す声でもなく、パソコンのキーの音。 その部屋には人が住んでる気配が全く感じられない。 近所の住人からは『幽霊の住む部屋』と呼ばれていた。 だが、そこにはある1人の女子が暮らしていたのである。
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