1人が本棚に入れています
本棚に追加
あぁ、もう。
私なんて誰にも心配もされないまま、生きていくんだって。
わかってたはずなのに。
お母さん、お父さんが悪いんじゃない。
自分が悪いんだって。
生きる価値、ないんだって。
でも、そんな私をただ一人だけ分かってくれる人がいたんだ。
お世話係の滝さん。
滝さんだけは、私のことを見てくれていた。
その時に、私がまだ生きてようと思ったのも滝さんのおかげだった。
でも、私が中学3年の時。
滝さんは亡くなってしまった。
最初のコメントを投稿しよう!