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「どうしたん?あッッ、これ」と春君は私が払ったお金を差し出してきた。
「本当に大丈夫なんで、気持ちだけいただきます。」と営業口調で返した。
「ん―、わかった。次は俺に出させてね」と笑顔で言われたが私は何も言えなかった。
春君の雰囲気が気になって仕方ない。
悪い人じゃないのは何となく分かるんだけど今のこの状況が私には耐えれなかった。
「すみません私帰ります。3人の事宜しくお願いします」と会釈した。
「えッッ?帰るの?何かあった?送ろうか?」と春君が言ってきた時、希美と彩が舞花と一緒に私の所に来て「ごめん」と言ってきた。
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