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人があまり通らない、資料室。
女がわざわざ俺を追ってやってきた。
「なら、あたしと恋……しませんか?」
フニュと腕に柔らかいものが当たる。
今日の相手は、コイツでいいか……なんて事を考えていた。
その日限りの関係。
またはセフレが増える。
二者択一。
大概の女は後者だ。
俺との関係に溺れ、立派な人形になる。
恋もなければ、愛もない。
だから、めちゃめちゃにしてしまえる。
「会社の社長を誘惑だなんて、悪い女だな……」
女を、グッとひっぱり後ろに向ける。
そして、誘うように開いていたワイシャツに手を差し入れ、ブラジャー越しにふくらみへと触れた。
「……ん……」
「もう、起ってるじゃない……淫乱」
「や、ちが……」
違う?違うなんて言いながら、身体はその気。
あぁ……本当に、退屈だ。
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