夜明け

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何度眠りから覚めても となりにあなたはいない また夢なのかと思うけど 朝日は昇っていくばかり 私の知らないところで あなたは困っていたのかな 私は幸せをあげられなかったかな ケンカした日も ふたり笑いあった日も くちびるを重ねた日もあったね ふたり出会ったせいで 失ってしまったものよりも ふたりが出会ったから 見つけられた優しさを集めたい 回る時計の針は もう戻らないけど あなたとのあの日々を 思い出にしたくないよ 悲しいくらいに 寂しいくらいに あなたのことが まだ好きだから ・
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