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~シンドバッドSide~
ジュダルから妊娠したって話を聞いて嬉しかった。
自分が父親になれるんだと思うとさらに嬉しかった。だからこそジュダルの心配していた
きっと妊娠していてもいつもの癖で木の上で寝る。それこそ妊娠している体には危ないのだ。
いつもの木の所にいけば、予想通りに木の上で寝ていた。俺は束ねられている長い髪を引っ張る。そして木から落ちてくるのをすかさず姫様だっこで受け止める。
「ジュダル、そんな所で寝ているじゃない。」
と言えば大体髪引っ張るなんてサイテーと言われる。
「自分の今の体のことを考えて欲しいものだ…ジュダル」
と言えば
「わかってるよ…シンドバッド」
とふてくされながら言えばいきなり
「なぁ…シンドバッド…俺子供育てられるか心配だ…」
不安そうに言った。
「大丈夫だ!俺がいるんだから」
と言って安心させた。
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