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そうと決まれば明日にでもダンジョンに戻りたい
未だ人間の侵入者はいないらしいが、魔物の侵入者は何匹か侵入し撃破したらしい情報がコアの音声で頭に流れてきていた
ツバメにも明日の朝に発つ事を話し、今日は少し早いが休み事にした
一日歩き通しで疲れが溜まってたのだろうか俺は直ぐに眠りにつけた
翌朝、起きたら既にツバメは準備を終えていた
「おはよっお兄ちゃん。昨日から何も食べて無いでしょ?朝食作ったから一緒に食べよっ!」
すでにテーブルに用意されていた朝食をキレイに平らげ、俺も準備を済ませてから直ぐに出発した
―――――――
―――――
――
それからの道中は変わった事もなく、すんなりとダンジョンにたどり着いた
妹は湖の目の前にある入口を見渡している
「…洞窟なんだね。入るのが少し怖いかなっ」
ツバメはビクビクしながらも先を歩く俺についてくる
「奥にある部屋は綺麗で明るいよ。そこらにいる魔物達もツバメを襲ってきたりしないから大丈夫さ」
念願の生活空間に辿り着くとツバメは嬉しそうに部屋を見て回っている
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