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当てていたダガーを下げてくれたので許してくれたみたいだな。
世の中には外見に騙されちゃいけない事がある事を教えくれたケットシー
「私の名は、ククリ。
数少ないケットシー族の生き残りだ」
「俺はチドリでコッチが妹のツバメだよ。よろしくな」
「よ、よろしくお願いします。」
ツバメのぎこちない挨拶に頷いてククリは答えてくれた
「ふむ。私はお前達に召喚されたのだろう。目的はなんだ?」
「あぁ、ココはダンジョンなんだ。それで俺がココの一応のマスターかな。まだ出来たばかりだから俺達は弱い。だから一緒にダンジョンを守る為に戦って貰いたいんだ」
「ダンジョンの噂は聴いた事がある。マスターには人間もなるのだな。
……私は世界を旅してたんだが、特に旅に目的等は無かった。三食部屋付きで雇われてやっても良いぞ」
二人に向けられた金色の瞳が少し優しくなっていた事に気付き、ククリが笑っている事に気付いた
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