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それにしても、震えながらも器用に羽ばたかせて飛んでますね
ｳﾗﾄﾞ｢あ、思い出した
確かあれは始祖の火竜で昔噴火中の火山で会ったな｣
納得しました
ウラドの名前を聞いて恐怖を思い出したのですね
ﾗﾝﾀﾞｰ『待て俺落ち着け俺いくら始祖の王で変わり者と言われるウラド様と言えどあんな子供の使い魔なワケない！そうだあれはたまたまウラド様と同じ名前の蝙蝠だそうに違いない！むしろそうであってくれ!!そうでなかったらまたあの喰われる恐怖が』
ｶﾞﾀﾞｶﾞﾀ
うわぁ…怖く吸血されたんですね…
ボクの場合は人化でも指からですから怖くありませんが
ﾗﾝﾀﾞｰ『ふぅ…落ち着いた…
おい！一応聞くがその蝙蝠はウラド・アルヒではないよな!?』
あ、このドラゴンさん聞いちゃった
ｳﾗﾄﾞ｢我の事をしっかり覚えていたか…火山以来だな始祖の火竜よ｣
ボクをゆったりと降ろしたウラドは人化しながらランダーさんを見据えた
人化したウラドを見たランダーさんは急いで降りて土下座した…ってエェエエエ!?
ﾗﾝﾀﾞｰ『ウラド様の偽物と疑ってすみませんでしたぁ!!
攻撃してしまって申し訳ありませんでしたぁあ!!!』
うわぁ…土下座する位怖いんだ…
ｳﾗﾄﾞ｢構わん
第一今は試合の真っ最中だから攻撃するのは当然だ｣
ウラドって血の事以外だと案外マトモなんですよね…
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