知らない世界

9/9
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/20ページ
私はその夜、怖い夢をみた。いつも色があるはずなのに紫しかないのだ。 -紫のお姫様が紫の怪獣に掠われていく。そして紫のお姫様はもう二度と戻ってこなくて助けに行った王子様も戻ってこなくて、私も助けに行ったら、お化け屋敷みたいに怖い永遠の迷路だった。- もちろん私も抜け出せなかった。一人ぼっちで怖かった。なんだかお母さんに会いたくなった。けどここにはいないんだ。
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!