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「ん~やっぱり屋上は気持ちいいわ!天気もいいし最高!!」
外の空気を思いっきり吸い込んで、腕を空へ突き上げるように大きく伸びをすると気持ち良さそうに微笑んだ。
そんな智恵の姿を見てクスクス笑う桃子に、
「笑ったな、桃子もやってみ!まじ気持ち良いから」
智恵に言われるまま、半信半疑で桃子も大きく伸びをする。
「…なんか、いいね」
「でしょ!!」
青い空をゆっくりと流れる白い雲、吹き抜ける風が心地いい。
お互いに顔を見合わせると、自然と笑いが零れ落ちた。
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「桃子も大変だね。あんな格好いい兄ちゃんがいきなり出来たら」
校内に設置してある自販機でこっそり飲み物を調達し、再び屋上へと続く階段を上っているいると、いつしか話題は大樹と桃子の話しになっていた。
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