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「大樹?…元気だと思うよ」
「なんで疑問形?お前ら喧嘩でもしてんのか?」
「いや、してないよ…けど、学年違うから学校で会う事滅多にないし、最近生徒会の仕事が忙しいとかなんとかで帰り遅くて家でも滅多に会わないんだもん。
今日も約束があるとかで出掛けてるみたいだったし…」
と、桃子は口をとがらせ目を細めた。
「ふ~ん、仲良くやってんならいいけど…。
約束ってデートかねぇ~。
羨ましい!青春だね。」
「…おっさんみたい」
「ちょっ、おっさんって!
俺まだ30成り立てよ!
まだまだその辺の男共には負けないよ。
てか、お前も彼氏の1人や2人作ってみたらどうだ?
桃子の恋愛話って聞いたことねぇしな。
…桃子はちゃんと恋愛してんのか?」
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