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この一言で「だよな!」なんて嬉しそうな顔で言うと思ってた、だが違った 「ん、よかった、友達…だもんな!」奨矢は悲しそうな笑顔で俺に言った、だもんなっていうところは本当に精一杯笑顔を作ってた、一年間一緒だから本当の笑顔か嘘の笑顔かくらいわかる 「なんで、んな悲しそうな顔すんだよ」俺は奨矢の頭を撫でながら続けた 「俺はこんなんで嫌ったりしねぇよ、怒りはするけど?んでもぜってー嫌いになったりしねぇから、んななさけねぇ顔すんじゃねぇよ…な?」そう俺が言うと奨矢は撫でている俺の手をどけて俺に背を向けた 「う、うるせーよ…ば、ばーか」その声は震えてた なんでこいつはこんなにも悲しそうなんだ?俺がチョップしたせいでおかしくなったのか?にしてもあの変な笑顔はなんなんだ?胸んとこの奥がきゅーってなるような 変な感じだった 奨矢は座って空を見ていた 俺は立ち上がり奨矢の隣に座り、寝転がり奨矢の膝に自分の頭を置いた 「寝る。一時間したら起こせ」少し間があったけど奨矢から「おう」と返事が来て俺は吸い込まれるように夢の中へいった、頭に何かが触れた気がした…たぶん
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