~2(奨矢)~

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俺は先輩のもとへ行った 「おい、しょーちゃん?おせーじゃんかよ!!!」先輩はブチギレていた。当たり前だ、あれから一時限サボってきて、そんでいつもの溜まり場に来てんだから 俺は黙り うつむいたまんまだった 「聞いてんのかよ!!!おい!!!」先輩は隣にあったゴミ箱を蹴った そのゴミ箱は俺の横を過ぎて、壁にあたって割れた 俺はうつむいてた顔を上げ先輩を睨み 「俺、今日から先輩のパシリやめます、こんなことするためにこの高校に来たわけじゃねぇんだよ!!!」言った、声が震えてたけど 俺は言ったんだ 「フッ、カスが何言ってんの?」先輩が俺の胸ぐらを掴み軽々と俺を持ち上げた 「ぐっ!!は、離せっ!!」俺は暴れた。 でもビクともしなかった 「いいか?カスが口答えしたらどんなバツが待ってるか教えてやるよ!!」そう言って先輩は俺を壁に押し付け拳が俺に振りかかろうとしてる 俺はぐっと目を閉じて歯を食いしばった 何回殴られそうになってんだろ、俺。ま、次こそ俺殴られるかな
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