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いつもおもうんだ
もしこいつがここで大きな怪我をしたら俺はどうしたらいい?
どうしたら俺はお前の役に立てる?
見てるだけじゃ不安でたまらなくなってきた
そんなこと考えていると
ゴンッ
頭に鋭い痛みが
俺はその場に倒れ込んだ
「おい!松永!!おい!!!おい!!!起きろ!!!」かすかに聞こえる黒神の声
ぼんやりする視界
「くろ…がみぃ?」黒神は「悪い」そういって俺に背を向けてあいつ等に立ち向かっていった
ゆっくり手を自分の頭に手を伸ばした
生暖かいものが俺の手にベッタリとついた
見ると真っ赤な液体が俺の手を染めていた
俺はゆっくりと目を閉じた
黒神?無事でいてくれよ??
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