~2(奨矢)~

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いつもおもうんだ もしこいつがここで大きな怪我をしたら俺はどうしたらいい? どうしたら俺はお前の役に立てる? 見てるだけじゃ不安でたまらなくなってきた そんなこと考えていると ゴンッ 頭に鋭い痛みが 俺はその場に倒れ込んだ 「おい!松永!!おい!!!おい!!!起きろ!!!」かすかに聞こえる黒神の声 ぼんやりする視界 「くろ…がみぃ?」黒神は「悪い」そういって俺に背を向けてあいつ等に立ち向かっていった ゆっくり手を自分の頭に手を伸ばした 生暖かいものが俺の手にベッタリとついた 見ると真っ赤な液体が俺の手を染めていた 俺はゆっくりと目を閉じた 黒神?無事でいてくれよ??
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