~2(奨矢)~

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それから家に帰り 朝、メールが来た 今から20分で支度して家の前にいろ 遅くなんなよ、眠いんだからな。いるものは保険書ぐらいだから 俺は飛び起きてやべえやべえと服を着替えて歯を磨いて飯食って玄関にでるとそいつはもういた 黒く光るバイクにもたれかかりながらあくびをしている黒神、しかも私服がかっこいい 「な、なんで」俺はぽかーんとしていると 「はえぇな、ほら、病院行くぞ?」そう言ってメットを俺に渡した え?俺バイクに乗ったこともねぇし、またいだこともねぇけど!? 「なんだよ、のらねぇの?」と黒神はいう。寝起きなのか声がガラガラだし、低い 「ど、どーやって?」っときくと黒神は手招きして、バイクに初めて乗って黒神の服を片手は持ち、もう片手はバイクの後ろを持った 「行くぞ?」そういってバイクを走らせた 最初は怖かったけどドキドキした、黒神にこんなにくっついて、本当はここに彼女が座るはずの場所に やばい…心臓が爆発しそうだ 病院につくとメットを外し病院のなかで自分のばんがくるまで待った
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