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「おい、起きろ！そろそろ授業おわるぞ！」奨矢の声が聞こえる
「…うん」俺は起きると目をこすりながらあくびをした
「なぁー？祐大は彼女つくんねーの？」俺は脳内半分死んでる状態で奨矢の質問に答える
「んー…女めんどくせぇし。まぁ、彼女つくれば女はよってこなくなるかもしんねーけどやっぱ面倒だから嫌だ」俺は立って、伸びをすると
「お前、めんどくさがりだもんなー！どーせなら俺が彼女になってお前がホモってことにするかー」奨矢は笑いながら言った
おー、その手があったかー！っとおもったけど俺がホモとかないだろっと心の中でつっこんだ
「俺がホモかよ」俺は笑いながら奨矢の近くに言って座ってる奨矢の前にしゃがみ頭をクシャっとなでた
「っつーことは俺が奨矢にちゅーしなきゃなんねーじゃん」俺はフッと笑いながら立って奨矢に背を向けると
何かが俺の腹のあたりをぎゅーっと巻き付いた
びっくりして腹を見るとそこには手が巻きついていた
「…できねえ？やっぱ、俺なんかに。ちゅーも抱きつくことも？」その言葉でぎゅーっと力が強まった
「どうした？今日お前おかしいぞ？」俺は奨矢の手を撫でた
「うるせ…誰のせいだと思ってんだよ」奨矢はそう言うと手を放した
「俺のせいか？」俺は奨矢の方を見るとうつむいたままの奨矢がいた
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