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「どーだかな。さ、帰ろーぜ!」にこっと奨矢は笑って先に戻っていった
なんだ?このモヤモヤは…
胸の奥が締め付けられてるみたいな感じもする
俺は教室に戻るとほらよっと言って奨矢が俺のカバンを投げた
「っと。さんきゅー」俺はそのカバンを受け止めて礼を言った
「んじゃ帰ろーぜ!」そういって下駄箱に向かって歩き出す俺たち、会話はなくシンっとした廊下を俺たちは黙って進んだ
何をしゃべっていいんだかわからねーから黙るしかないんだ
下駄箱につくと昼に体育館にいた女がいた
「「あ」」俺たち3人の声がハモった
その時俺等の後ろから声が聞こえた
「なあーーーおおーーー!!遅くなってごめんねー!!って、あー!!黒神先輩だーー!!」後ろからきた女は今日の昼に自動販売機にいた女だ、その女は今日の昼体育館にいた女の名前?を叫んだと思ったら俺等を見るなり俺の名前を言った
「え!!何!?ひな、この人たちと知り合い!?」体育館にいた女が言う
「知り合いっていうか、有名人じゃん!この学校で一番かっこいいって言われてるアイドルだよおお!!無愛想で、最強のイケメンって言われてるんだよ!?」ひなという女がくだらないことをペラペラと話しだした
「はぁ…いくぞ。奨矢」俺はため息をつきながら下駄箱の靴をとった
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