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体育館には先客がいた。 また女だ、本当うっとーしいな。 無防備に寝てる女はこげ茶の髪、前髪が顔にかかっていた顔はなかなかだ。その女は寝息をたてていて、少しの間じっとみていると「う゛ぅ゛っ」とうなされたあとその女はパチっと目を開いた 3秒くらい沈黙したあと 「い…」女が目を見開き大きな口を開けたと思ったら 「いやあああああああ!!!!!!」女は3秒くらい叫んだ キーンっと耳と頭にきて、俺は思わず大声を出した 「っせーな!んなでけー声出すんじゃねー!!!」久しぶりにこんなに大声出した すると女は力が抜けた様に「ふぇ~…」と言っていた 「ったく、何なんだよ」俺は呆れながら頭をくしゃくしゃとかきながら言うと女は起き上がってステージから降りたと思えば俺の方を見て 「それは!こっちのセリフだよ!人がせっかく気持ちよく寝てたのに!」涙目になりながら俺に強く訴えた んな泣きべそかきながらいわれてもなぁ。 「よく言うぜ、唸されてた奴が…」ぼそっと言うと女はビクッと肩を揺らすと俺をキッと睨んだ すると 何も知らない奨矢が入ってきた 「おーい、祐大?焼きそばパン買ってきた…ぞ…?」奨矢は女をみたり俺を見たりと交互に首を振ると急にハッとした顔をして女の方へ近寄りながら言った 「あ、またお前女泣かしてんの?ったくー」奨矢はため息をついてその女の肩にポンっと手を置くと 「そいつ性格悪いから俺にしと「失礼しました!!!」」奨矢が言ってる途中で女が声を張り上げながら、ついでに舌をべーっとだして走ってどこかへいった
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