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俺はバスケットボールを出して一人でシュート練習していた 奨矢は2つめを食べ終わったと思ったらもう一つでてきた 「お前、どんだけ食うんだよっと!」俺は奨矢に話しかけながらシュートをやめない 放ったボールはゴールに吸い込まれるようにはいる 「っしゃー、3ポイントゲット」フッと俺は笑うと 「んー…5こ買った」と奨矢から返事が帰ってきた 5こって買いすぎだろ、っつかさっきもらってた弁当もあんだろうがどんだけ腹減ってんだよ。 そんなことを思いながらシュートしていると 「前髪うっとおしいだろ」と奨矢が食べながら言った 「いつものことだっ…よっしゃ!」次々と入るシュート 「ん、俺が縛ってあげる~」奨矢はピザパン5こと弁当を食べ終わったのか俺の元へ駆け寄ってきた 「んっ!」蛍光ピンクのいかにも少女趣味なゴム 「お前んな趣味あったの?ひくわー」俺がそういうと奨矢はプンスカと怒り出した 「んなわけねーだろ!?ねーちゃんからもらったんだよ!!いらねーっていったんだけど昔俺の髪で遊んでた時のゴムだからもっとけってポケットの中にこの前入れられたんだよ!」奨矢は俺より小さい 俺は187cm 奨矢は165cmだから22cm違うから見下ろす感じになる 「手、ピザパンの油でベタベタじゃないだろーな?」
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