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66度目の始まり
スー.....スー....スー...
今日はいつもより風の音を感じる。
金もない親もない友達もいない僕にとって
周りの環境はどうでもいい
ただ欲をゆうならもうちょっと暖かいものが欲しい...
ピー
「こちら特殊テロ対策組織第一班隊長 螺野 勝也...どうぞ~」
俺はいつもどうりふ抜けた声でいった
「こちら特殊テロ対策組織GPH本部、
馬鹿野郎!そんなふ抜けた声でしゃべるな!」
「なんだ、やっぱり風間のおっさんか、」
「悪いか!!?」「悪きゃねえよ!ただ..」
「馬鹿野郎!気合だせえい!今回は...」「わーってるよ!」
「わかってる?はん!螺野のくせに生意気な!」
「あったりまえだ!GPHの初任務なんだからよう!」
「なら、わかってるな!」
「わかってるよ!本田、町野、鷲見、高尾、土岐、辰巳!」
俺の声はいつも以上に震えながらも
いつも以上に元気だった
「行くぞー!!!!!!!」
「おー!」
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