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二人の男女が横に並んで道を歩いていた
「なぁ?今日の訓練の場所ってどこだっけ?」
男が隣の女の子に聞く
「いつものトコだよ?また聞いてなかったの?龍」
龍と呼ばれた男は苦笑いしながら
龍「いや、だって普通の学校の力じゃないし俺ら、だから説明も短いし、リサはよく聞いてるな」
リサと呼ばれた女の子は龍から反対側に顔を逸らして
リサ「だって龍に褒めて欲しいもん」
龍「なんか言った?」
リサ「なんでもないッ!!龍が聞いてないだろうから私がちゃんと聞いてるの」
龍「ごもっともな正論ですね」
リサ「……ちょっとくらい褒めてくれてもいいじゃん…ばか…」
とある空間にて
「あぁ~もぅ仕事終わんないーっ」
金色の髪の女の子?にも見える子が机で駄々をこねるように言う
「こんなのやってられるかッ!!?」
机にあった一枚の紙をくしゃくしゃに丸める
「あーっ、誰か変わってくんないかなぁ…っとゆうか…私今なにくしゃくしゃにした…?」
女の子はその紙を見てから顔を引き攣らす
「もしかして…」
ゆっくりと丁寧に開いて行く
「やっちゃった私💦どうしよっ!!?」
女の子が持っていたのはなにかの経歴を書いてある紙だった
「とにかく、どうにかして―――」
女の子がなにか始める前に机の上から二枚の紙が出現する
「遅かった…」
女の子は二枚の紙を確認する
「この二つの魂よ、我、シルシアの目の前に召喚されよ」
シルシア「…怒られるのかなぁ…💧」
自分でシルシアとゆう女の子は涙目で言う
そして…
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