序章…日常から非日常…異世界に

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時は戻り龍たちは… 龍「なんか拗ねてる?」 リサ「別に…」 龍「…怒ってるのか」 龍の言葉に信号の前でリサが立ち止まる リサ「そんなに…態度悪かっ…!!」 リサは言い切る前に体が動いた 立ち止まったリサの前を元気に走って行った子供を見ていたリサは横から来たトラックに気がつきとっさに子供を突き飛ばす リサ「ごめんね?…!!」 リサは突き飛ばした子供に謝り迫りくるトラックを見て恐怖心で強く目を閉じる 龍「…ばかッ!!?」 リサ「……っ!!…龍?」 リサを優しく抱きしめて、龍も道路に出る…そのまま… ドンッ!! 一人の子供の命と引き換えに二人が自己犠牲になった 「起きて下さーい」 高い声が耳を通る、うっすらと目を開けると目の前に碧い目で龍を見る女の子 龍「……だれ?」 ごく普通の質問だった 「シルシアってゆうの」 龍「…顔近くない?キスでもすんの?」 シルシア「しないよ…」 やっとシルシアがどいてくれて周りを確認する 龍「ってか、リサは!!?(今ごろだけども!!)」 龍はやっとなにがあったか思い出しテンパる シルシア「あの子?」 と、リサより幼く感じる女の子はベットらしき上で眠っているリサを指差す 龍「(ちょっと待て…)」 バシッとシルシアと名乗った小さな女の子の顔をわしずかみする 龍「おい、てめぇ、なんで俺は地べたなのにリサだけベットなんだ?」 シルシア「痛ッ、ちょ💦ご、ごめんなさい!!」 一応謝ってるので離してやる シルシア「いったぁい…」 キッと睨んでくるシルシア 龍「なんだよ、もう一回して欲しいのか?」 シルシア「い、いえ…すいませんでした…」 リサ「…随分と仲よさ気に話してるねぇ…?」 誰と…?俺がこいつと?なにを言い出すかと思ったら…このお嬢さんは…
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