強引な彼の罠

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** ** コトを一通り終えた……いや、むしろ終えられた後……あたしは、頭を抱えた。 「シャワー、浴びる?」 バスタオルを差し出され、あたしは困惑しながらタオルを受けとった。 「あの、ココ……」 「俺の家」 ぎゃあぁあぁっ!! もう、言葉もない。 てか、本当に……なんでこんな事に。 「何?足りない?」 「へ?」 「もっかいぐらいなら、応えられるよ?」 「ち、ちが、違いますっ!」 ダメだ。完全におちょくられてる。 「あの……どうして、こんな事になってしまったんでしょうか?」 恥も外聞も捨て、失礼だと承知の上で事の経緯を説明してもらう事にした。 「俺が、西島くんの飲み物に媚薬を入れたから」 は?
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